CHASERのエレクトーン演奏
演奏者:戸羽 俊夫(39歳)。
レベル:ヤマハエレクトーン演奏グレード6級。
使用エレクトーン:EL-900m。
演奏者の一言:今回は、T-SQUAREのCHASER(チェイサー)という曲を演奏してみました。この曲は、かつて『ツール・ド・フランス』の番組テーマ曲だったそうです。
チェイサーとは英語で追撃者、追撃機、狩猟家などの意味があります。そのタイトルらしくスピード感溢れる、攻撃的な雰囲気の曲となっています。演奏グレードは5~3級なので難しいです。
6級と5級の差はかなりありまして、5級だと指使いなども考えて演奏しないと指が足りなくなったり、また、考えても非常に押さえ方が厳しいものとなる事もしばしば。ソロも6級はかなり優しくアレンジされている事が多いのですが、5級になると演奏のし易さよりも聴き手を満足させるアレンジを意識して編曲されている場合が多いと感じます。
この曲はアップテンポの上に曲ジャンルがフュージョンという事で、とても苦戦しました。何せ私が難ありと感じているリズム感を試されるのがフュージョン。裏拍がバンバン出て来ます。バンバンというよりも裏拍が当たり前。という事で非常に苦戦しました。
楽譜を見てゆっくり演奏しても上手く演奏できなかったり、理解できない時は、メロディのみ、伴奏のみ、というようにパート毎に分けて練習し、体に覚えさせてから、全パートを合わせるという段取りを取りました。
ところで、この曲はセカンドエクスプレッションペダルをたくさん使用するのですが、この機能はやっと使いこなせて来たって気がします。ずーっとEL-500を使用して来たものですから、慣れるのに時間がかかりました。しかし、これを加えるのと加えないのでは格好良さが全然違いますね。
それから、アレンジは素晴らしいと思うのですが、エレキギターの音質が残念です。いつも思ってる事ですが、ELシリーズはギター系列の音が悪いです。私はギターの曲が大好きなので本当に残念です。
チェイサーは、『エレクトーン ポピュラー・シリーズ グレード5~3級 Vol.44』に収録されています。
※ELシリーズの楽譜は既に廃盤となっているものがほとんどだと思います。
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2012年6月20日 | コメント/トラックバック(0)|
カテゴリー:フュージョン
ソング・オブ・ライフのエレクトーン演奏
演奏者:戸羽 俊夫(39歳)。
レベル:ヤマハエレクトーン演奏グレード6級。
使用エレクトーン:EL-900m。
演奏者の一言:今回は鳥山雄司のソング・オブ・ライフという曲を演奏してみました。この曲は、TBS系『世界遺産』のテーマ曲として、有名になりました。
とても壮大な世界観を味わう事ができます。曲の難易度は、演奏グレード5~3級。ゆったりとしたテンポですが、やはり5~3級は難しいです。テクニック的にもトリルやグリスやピッチベンドな様々なものが要求されます。
それから、鳥山雄司はジャズ・フュージョン系のギタリストという事ですが、三連符が結構出て来るので、リズム感があまり良くない私としては気を使いました。特に2拍3連符はとても気を使います。7連符も出て来ますが、こういうのを見るとやっぱりギタリストだなって思いますね。
ELシリーズはギター系の音、特にエレキギターの音が良くないので、せっかくの大作がちょっともったいない感じがします。エレキギターをやった事のある人は分かると思いますが、音色は安っぽいディストーションサウンドって感じです。
トゲトゲし過ぎている感じがあるし、音に厚みがない。もう少しマイルドで重厚なオーバードライブっぽい音が欲しい所です。ヤマハはギターのエフェクター市場にも参入していたはずですから、もう少し、ロック音楽用のサウンドにも力を入れて欲しかったです。
エレキギターで必要不可欠のテクニックであるブリッジミュートの音源すらありませんからね。これは痛いです。ヤマハのエレクトーンチームはロックミュージック等には興味がなかったって事でしょうかね。まあ、オーケストラ系の音は非常に気に入ってますが。
ステージアはロック系の音も多少意識して作られてるようです。ただ、オーケストラ系の音は、私はELシリーズの方が断然好きです。ステージアは、人工的な音に感じるからです。
ソング・オブ・ライフは、『エレクトーン ポピュラー・シリーズ グレード5~3級 Vol.14』に収録されています。
※ELシリーズの楽譜は既に廃盤となっているものがほとんどだと思います。
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2012年6月20日 | コメント/トラックバック(0)|
カテゴリー:J-POP