Over The Rainbow(虹の彼方に)のエレクトーン演奏
「Over The Rainbow(虹の彼方に」のエレクトーン演奏
演奏者:戸羽 俊夫(38歳)。
レベル:ヤマハエレクトーン演奏グレード6級。
使用エレクトーン:EL-900m。
演奏者の一言:クリスマスという事でクリスマスにふさわしい曲を演奏する事にしました。しかし、当初、クリスマス演奏をする予定はなくクリスマスソングの楽譜を持っていなかったので、自宅にある楽譜の内、クリスマスにふさわしいものを選曲してみました。
Over The rainbowはクリスマスにふさわしい曲だと思います。この曲は非常に有名な曲なので知らない人はほとんどいないと思います。私の大好きな曲の1つでもあります。
クリス・インペリテリが演奏するOver The rainbowは最高です。話がヘヴィメタの方に行ってしまうのであまり言及しませんが、クリス・インペリテリのこの演奏が私の心に深く刻まれていたのも私がこの曲を選曲した理由の1つになっているのかもしれません。
演奏難易度は、グレード5級です。楽譜はぱっと見では非常に簡単そうに見えるのですが、普通に何の考えもなしに実際演奏してみると、指が足りなくなったり、普段使わないコードがたくさん出て来たり、変調されてたりとやっぱり5級だと思いました。
クリスマス・イブに間に合わせなければいけなかったので、完成度はあまり高いとは言えませんが、気持ちを込めて演奏しました。外国の方々のコメントから、私が曲に込めた気持ちを感じ取って頂けたのを確信しました。
最近、演奏は演奏者から発せられるエネルギーによって楽しくもつまらなくもなるとつくづく思います。ただ弾くだけではなく、その曲に込められた作曲者のエネルギーを自分が自分自身のフィルターを通して引き出す事、そこに演奏の醍醐味はあるのではないかと思います。
それにしてもELシリーズのエレクトーンはオーケストラに使用される生楽器の音に関しては非常に良い音出しますね。私はこれらの楽器に関してはSTAGEAよりも良い音だと感じています。
1人でオーケストラ演奏の気分を満喫できるって凄くないですか?エレクトーンの魅力はそこにあります。エレクトーンは指揮者の気持ちも味わえるんですよね。指揮者は演奏をリードする事はできますが、実際の表現はパフォーマーにお任せ。指揮者とパフォーマーにずれが生じる可能性も多々あると思います。エレクトーンの場合、指揮と奏者は同一人物ですから、ダイレクトにやりたい事を表現できるんですね。
これがエレクトーンの凄い所だと思います。もちろん、本物のオーケストラに勝てない事は分かっています。しかし、オーケストラに近い表現力でやりたい事をダイレクトにリアルタイムで表現できるという点では他のどんな楽器にも負けないと思います。
私はエレクトーンをやっていてつくづく良かったと思っています。エレクトーンがなければ私は私自身を表現する術がありませんでしたから。そして、インターネット。グーグル。有り難う。
これらの存在と私の選択、組み合わせにより、私の人生は大きく変化を遂げつつあります。
Over The Rainbow(虹の彼方に)は、「エレクトーン 5級セレクション Vol.3」に収録されています。
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2011年12月29日 | コメント/トラックバック(0)|
カテゴリー:ディズニー