Rose-Titanic-(タイタニックのローズ)のエレクトーン演奏
Rose-Titanic-(タイタニックのローズ)のエレクトーン演奏。
演奏者:戸羽 俊夫(38歳)。
レベル:ヤマハエレクトーン演奏グレード6級。
使用エレクトーン:EL-900m。
演奏者の一言:映画タイタニックの曲で、主題歌 My Heart Will Go On(マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン=私の心は生き続ける)のアレンジ・ヴァージョン。船の先端でジャックに腰を支えられたローズが、両手を広げて『I’m Flying(私、飛んでるわ)』と言う超有名なシーンで流れる曲です。
私は左翼や唯物主義のような死んだら全てが無に帰すという考えではなく、肉体は死んでも心は行き続け輪廻転生を繰り返すと信じています。
なので、My Heart Will Go Onを、『私の気持ちは続いて行く』とは訳しません。『私の心は生き続ける、『私の心は永遠である』と訳したいくらいです。
『私の気持ちは続いて行く』と訳した場合、この世での単なる男女の情に過ぎません。これではあまり感動しませんしね。しかし、これが『私のあなたへの愛は幾転生を超えて永遠である』と言う意味で捉えると、非常に感動的になる訳です。『例え何度生まれ変わろうともあなたを見つけ出し、あなたを愛します』という一途な気持ち、しびれます。
私は、万物に通じる普遍的法則は、全て自然に現れていると考えています。自然の語りかけをどこまで細部に渡って見抜く事ができるか、それが悟りの差だと思います。自然現象自体は全ての人が平等に享受していますが、人によってそこから得られるものが違って来る訳です。
平等と公平の違いはここにあります。機会の平等と結果の公平。左翼思想の問題点は、この平等と公平の違いを認識できていないことにあります。
同じような時間、同じように努力をしても、天才と呼ばれる人が居る一方で大部分の人は天才の域に達することができません。歴然とした差をどうしても埋めることができないのです。この差はどうして生まれるのでしょうか?
私は、この差をやはり輪廻転生なしには説明できません。今世の努力だけではなく、今までの輪廻転生での蓄積がものを言うのだと考えるのです。そう考えなければやってられません。死んで完全終了というならば、何のための努力なのか、どうせ無に帰すのであれば努力をするのもバカバカしくなります。
自然を見れば、雨が降り、その雨のシズクは川となって流れ行き、大海原に到達します。しょっぱい思いをし、荒波に揉まれに揉まれます。いつまでも水の姿で居続けるのではなく、時として氷となり身動きが取れなくなります。最期は蒸発して気体となり、また、雨のシズクとなって再出発です。輪廻転生そのものではありませんか。
私が努力を続けられるのは、”My Heart Will Go On”(私の心は生き続ける)と確信しているからこそです。この思想が根底になければ、私は今生きるために必要な努力以上の努力を続けないでしょう。そして、ずる賢く生きるに違いありません。
さて、エレクトーンの話に戻ります。ゆったりした曲で簡単かと思いきや、やはり5~3級の曲なので難しいです。実は、勢いでドリャーと押し切る曲の方が簡単だったります。
ゆったりした曲だと表現力が求められて来るので、同じ曲でも演奏する人によって全然変わって来るんですね。
左手のコードがアルペジオ(分散和音)なので、あまり左手を動かすことがないエレクトーン奏者の私にとっては大変でした。早いテンポならまだ良いんですが、ゆったりとしてるのでリズムをキープするのが大変でした。
根本的な問題は、左手が動く動かないではなく、リズム感の問題だと思います。長い事、楽器を演奏してますが、やはり、音楽はリズム感が命だと思います。リズムに乗れなければお話になりませんからね。
しかし、リズム感というのはなかなか改善しないもんですね。
Rose-Titanic-(タイタニックのローズ)は、「エレクトーン ポピュラー・シリーズ グレード5級~3級 Vol.14 リラクセーション・ミュージック2 image emotional & relaxing」に収録されています。
※私が演奏しているものは、10年ほど前に購入したものばかりで、もう絶版になっているものも多いです。
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2011年6月6日 | コメント/トラックバック(0)|