グラナダのエレクトーン演奏
演奏者:戸羽 俊夫(38歳)。
レベル:ヤマハエレクトーン演奏グレード6級。
使用エレクトーン:EL-900m。
演奏者の一言:今回はラテンの曲を演奏してみました。演奏グレードは6級です。
私は特定のジャンルにこだわらず様々なジャンルの曲を演奏して楽しむのですが、色々なジャンルの音楽を演奏して来て思う事は、音楽と一言でまとめられてもジャンルによって全く異なる感覚を味わうという事です。
音楽って不思議だなと思います。聴く音楽によって性格も変わって来るんじゃないかなと思います。初めてそう思ったのが、私が中3の時。
長渕剛の曲を聴いてたんですが、この頃の長渕剛は非常に沈んだ暗いどん底の辛い気持ちになる曲を歌っていました。「激愛」って曲です。シングルCD買いました。で、毎日聴いてたんですけど、その内にこれはイカンと思った訳です。
長渕剛は「親子ゲーム」というドラマに出てて、当時はもう少し明るい曲を歌ってたんですけどね、どんどん路線が変わって行って「激愛」を歌ってた時はヤクザ物のドラマに出てました。ドラマには長渕剛の曲が使われていたのですが、ヤクザ物ですから、当然、ドロドロした感じの曲になる訳ですね。
で、こんな世界に関わっちゃいけないと思い、長渕剛の曲は一切聴かないようにしたんです。明るい感じの曲からヤクザ方向ですから、私と同じように引っ張られちゃった人も多いんじゃないでしょうか。まあ、悪いとは言いませんが、この当時の長渕剛の曲はこれ以上の底はないというくらい沈んだ気持ちになります。
話が脱線しました。グラナダはスペインの曲で、グラナダというのはスペインのアンダルシア地方の古い町の名前です。アルハンブラ宮殿でも有名です。
私はクラシックギターも演奏していた時期があり、「アルハンブラの思い出」も演奏していたので、この曲のタイトルについて知った時とても親近感が湧きました。
私のこの曲に対するイメージは、闘牛士のイメージがあるんです。実際の所は何をイメージして作られた曲か知りませんが、闘牛士が格好良く登場し、クールに舞っているイメージがあります。
私は闘牛士の恰好が大好きです。速弾きギタリストのイングヴェイマルムスティーンも闘牛士っぽい衣装をよく着てました。最近は分かりませんが。孤高な感じがたまらんです。気高さとか、気品とか、そういう感じが大好きなんですよ。
で、そういう雰囲気を身に着けるためには抜きん出た実力がないと到底無理な訳です。ですから、一生懸命に努力せざるを得ない訳です。しかし、皆も一生懸命に努力してるので、そう簡単に抜きん出る事はできない訳です。
なので、なかなか孤高を味わえません。(笑)
この曲の難しい所は、リズムテンポが変わる所、それから、二拍三連符、スタッカート、こんな所でしょうか。
「グラナダ」は、「エレクトーン ポピュラー・シリーズ グレード7~6級 Vol.1」に収録されています。
※私が演奏しているものは、10年ほど前に購入したものばかりで、もう絶版になっているものも多いです。
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2011年8月23日 | コメント/トラックバック(0)|
カテゴリー:ラテン